神奈川県立湘南高等学校(湘南高校)に入ってはいけない(yahoo知恵ノートから転載)

はっきりいいます。この学校はおすすめしません。
 
入学したときはあなた、もしくはあなたのお子さんは偏差値71
早稲田慶應に現役でいける偏差値だと思います。
ところが入学後バカになります。
湘南の華やかな進学率(早稲田慶應たくさん)は
よくみると数があっていないと思います。
東大や京大を受ける生徒が滑り止めで
早稲田6個慶應6個うけて、全部合格とかあってそれが足されているのです。
つまり合格者であって進学者じゃないのです。
湘南から東大京大一橋大東工大にいけるのは、
オタクとかインキャラとか呼ばれる、スクールカーストの下の人だけです。
明るく元気でクラスの人気者タイプの生徒はかなり高い確率で三流大学になります。
 
僕は入学式のあと、三年生の教室に横浜商大の赤本があったり、
亜細亜大学いくよ」などと二年生が話すのをみていて
「ここ県内トップの進学校じゃないの?」と不思議に思いました。
 
湘南高校で生活してわかりました。ここはどんどんバカになる高校なのです。
なぜかというと、進学校であるにもかかわらず「勉強より部活動と行事」という
価値観が学校全体にあるのです。
 
先生方のモットーが「俺たちは人間教育をやっている。だから勉強したければ
予備校へいけ、俺たちが教えるのは行事と部活動だ」なのです。
 
なんで勉強より部活動と行事か、というとこれはそういう学校だから、
としかいいようがありません。
おそらく戦前広島の海軍学校に旧制湘南中学からかなりの生徒が進学したため、
教育に体育を重視する軍隊の影響があります。そのなごりなのかもしれません。
 
生徒全員が部活動強制のような形なのですが、体育会系と音楽系は
部活動が結構本格的なので、どんどん成績が落ちていきます。
勉強しに高校にきているのに、だんだんと
部活動のレギュラーをとりに学校にくるようになります。
 
これはなぜかというと、湘南高校は留年がいじめで登校拒否とかに
ならない限り、原則としてないからです。
 
中学の勉強をしっかりしていれば、高校サボっていても
大学受験で必ず大東亜帝国には入れます。湘南高校の生徒はみんな
中学の勉強は必ず完璧にできます。
ということは、高校時代一回も教科書開いたことなくても全部0点でも
大東亜帝国はいけるのです。だから、先生方も、成績の悪い生徒になにもいわず、
そのまま進級させます。
 
ですから、留年がないですから、勉強しないことによる
成績の低下のプレッシャーはほとんどありません。
ところが、部活動でレギュラー
とれないというのは、かっこ悪いですから、レギュラーをとることに
一生懸命になってしまって学力が低下するのです。
 
高校二年生の夏休み明けには、理数系の授業はクラスの半分がついていけなく
なっています。
 
行事の一番である体育祭では、カーストが生まれます。
話が面白くてクラスの人気ものタイプは
応援団長とその取り巻きになれますが、
ガリ勉タイプや容姿に恵まれない女は後ろで絵を描いたり、小道具を作ったりです。
結局組織だから、体育祭でクラス内で上下関係ができちゃうんです。
 
しかもそれを夏休みをつぶしてやらないといけません。
でも、クラスの人気者ととりまきはせいぜい5人で
あとの35人は人気者の手下となって一年生二年生三年生の夏休みを
つぶしてしまいます。
 
体育祭に参加しないとかなり高い確率で集団シカトされるので、参加しないわけには
いかないのです。教室のグループで昼休みは一人で弁当で、休み時間は誰も
口利いてくれません。
 
つまり、湘南ではない進学校にいけば現役で一橋大学商学部にいけた生徒が
部活動と行事に足をひっぱられて
二浪でマーチの不人気学部か日大になってしまうのです。
 
三年間で高校の勉強がほとんど身につかず浪人した部活動と行事に熱心だった
生徒は「浪人でがんばる」といいますが成績はのびません。
浪人して日東駒専、神奈川、東海、関東学院です。
 
浪人した人は結局湘南高校の偏差値71に比べると明らかに変な大学にいくので、
同窓会にこない人が多いです。
 
早稲田慶應以上にいけた人は同窓会に来ます。
彼らは高校時代部活も行事もろくにやらない変人扱いされ、
体育祭でも人気者の手下になっていた人たちです。
あまり高校時代いい思い出はないと思います。
 
一方部活動と行事のスターたちの半分は浪人してやっとマーチ、日東駒専なので、
入学したときはクラスメートと同じ学力だったのに、引け目を感じてこれないんです。
 
あなたが中学3年生なら、湘南高校にいくと
オタクとなって行事で人気者軍団のパシリになって早慶にいく
部活動行事のスターとなっていまいちな大学にすすむ
 
このどちらかになってしまいます。
僕もこの学校に進むまで、こんな学校だとは知りませんでした。
僕は二浪で青山学院です。中学時代すべてのテストで95点以上だったので、
入学したときは、東京大学いけると思っていました。
もしくは、一橋、慶應。エリートビジネスマンでバリバリ活躍したかったのです。
 
しかし行事と部活動にはまってしまい、どんどん成績は落ちていきました。
というか、「はまらないとかっこ悪い」という校風なのです。
18歳以降は、「どこの大学か」で判断されます。
二浪で青学の僕はもう学歴フィルターにひっかかり、学閥のある5大商社で
バリバリ活躍するという夢はもうかなえられないと思います。
なにより悲しいのは、経済学の本を読んでも、数式がでてくると、そこを
飛ばしてよまなければならないこと。高校生レベルの数学が全く理解できません。
 
高校時代勉強より友情が大切だと思っていたけれど、
友人とは家が遠いので、高校卒業してから会うことは同窓会くらいしかありません。
 
ちなみに同窓会いくと、だれだれは二浪でどこも受からず専門とか、偏差値40くらいの
女子大学に進学したとか高卒で就職したとか4浪で神奈川大学とか
高校の偏差値71からありえない進路をとった話がたくさんでてきます。
 
これはすべて湘南高校が「勉強なんてしなくていい、部活動や行事で
人気者になってスクールカーストの最上位になりなさい」という価値観を
生徒に与えてしまったためです。
でも、高校時代、部活や行事のスクールカーストで上位にたつことなんか全くムダなんです。
僕は素直に先生たちのいうことを聞いて勉強よりも部活や行事をがんばってしまいました。
桐蔭学園いくんだったと、今でも後悔しています。